‘アレルギーを英語で説明する’必要のある、全ての人へ

アレルギーの英語と発音

アレルギーを持つ人、最近どんどん増えてきました。

自分や家族がアレルギーになったら、アレルギーについて勉強したり、日々の食事への気遣いだけでも大変ですよね。

そのうえ、旅行や短期駐在など、英語でアレルギーを説明する必要がでてきたら…?漠然とした不安を抱える方も多いのではないでしょうか。レストランで、買い出しで、病院で、学校で、お友達に、、、アレルギーのことを説明する機会って多いんですよね。

このサイトでは、海外在住も含めたアレルギー生活経験をもとに、アレルギーを説明するための英語をご紹介します。

決まった英語さえ覚えてしまえば、慌てず正確に伝えることができます

英語でアレルギーを説明する必要性

アレルギーを伝える英語の言い回し、の前に少し。
私自身、幼少期からアレルギー持ちです。さらに、アレルギー持ちの子供達をアメリカで出産⇒育児しました。1人はアナフィラキシーショックを起こすほど重度アレルギー持ちなので、常に気を抜けません。

アメリカなので当然すべてのやり取りは英語。私は日本生まれ日本育ちの日本人。でも、アレルギーに関しては「よく分かんないけどOK!OK!」じゃダメなんです。絶対に。

もし間違って伝わって食べてしまったら、
もしアレルギーを起こした時に適切に伝えられなかったら、
命が危ないんです。自分や、我が子の。そんなパニック状況でもまた、英語です。

とは言え、アレルギーで心配だから外へ出ていかない、というのはもったいない!!

大丈夫。食物アレルギーは、自分で説明できれば、対処を知っていれば、内にこもる必要はないんです。頑張って伝えれば、少々英語が間違っていたって、ちゃんと皆聞いてくれます。

アレルギーは自分で英語で伝えられないと危険

自分で英語がしゃべれなくても、今の時代スマホが翻訳してしゃべってくれたりしますよね。普段の会話なら、スマホもよし、言葉の壁なんて飛び越えてジェスチャーでコミュニケケーション!というコミュ力を発揮するもよし。そんな旅も楽しいです。

でも、アレルギーだけは、自分で理解した上で相手に説明できないと危険です。

体験を交えて理由を説明します。

ジェスチャーの不確実さ

例えば、首を横に振るしぐさ

日本なら誰もが「違う、違う」という否定の意味にとりますよね。インドでは「うん」という肯定の意味や、納得した時のしぐさなんです。私自身、最初インドに行った時には本当に驚きました。にこにこしながら首振ってる…??

もしもインドで“卵の写真を指差して首を横に振る”ジェスチャーでアレルギーを伝えたら、

日本人⇒卵が入っていないものが欲しい!
インド人⇒卵が食べたいのか!

となってしまうんです。

アレルギーだから卵を避けようとしたのに、卵料理を提供されてしまうわけです。危険すぎ!

例としてインドを出しましたが、ジェスチャーは全然世界共通じゃないです。なのに、ジェスチャーならどこでも何でも伝わる!って思ってしまっていませんか?とんだ落とし穴ですよね。

重大な内容でなければ笑い話になるし、楽しい旅の思い出で済むのですが、アレルギーに関しては本当に笑えません。楽しいはずの滞在が地獄の思い出になってしまうのだけは避けたいですよね。

機械や他人に翻訳を任せる不安

翻訳機は進歩しているし、プロの通訳さんなどがいる場合もあるでしょう。英語が苦手なら任せてしまった方が安心できるのも分かります。

でも、翻訳機やスマホはやっぱり機械です。細かい点が伝わるのか、本当にちゃんと伝わっているのか、不安を残しながら食事したくないですよね。大事なときに充電が切れた!と慌てるのも楽しくないです。

また通訳さんは、英語翻訳のプロです。でも多くの場合、アレルギーのプロではありません。「私は卵アレルギーです」くらいなら、すぐに自分で言えるようになります。その先の細かい確認が必要なときに、果たして通訳さんに全て任せるのは得策でしょうか。まだまだ、アレルギーと好き嫌いの違いを理解していない方もいる世の中です。自分のアレルギーの詳細を、完全に分かってもらえるまで細かく説明しなければ間違いが起こり得ます。

私の体験として、アメリカで大きな病院にかかる時には、病院付きの電話通訳さんがいることがありました。一度だけお願いしたことがありますが、他人を介した会話って、ほんっっとに上手く伝わらないものです。ニュアンスを確認して何度も質問するしかないですが、時間がかかります。最終的に私は、下手くそな英語でも自分で直接話した方が早いし納得できる…という結論になりました。(ちなみに当時の私はTOEICスコア450、お世辞にも英語が出来る人ではなかったです)

そんな体験から、やはり少なくとも自分でアレルギーを説明する英語は知っておいた方がいいし、その上で翻訳機や通訳さんを補助的に使うことがオススメです。隣で聞いていて、「あれ?違うかな?」と自分が気付くことができるからです。

アレルギーの英語は、決まったフレーズを覚えればいい

 

お待たせしました!それでは、自分や家族のアレルギーを英語で伝えるフレーズです。

横にカタカナで発音を書いています。カタカナに直すこと自体に無理があるので完ぺきではないかもしれませんが、英語では単語同士を続けて読むので参考にしてください。

「食べられない」だけではなく、絶対に確実に「アレルギーである」ことを伝えましょう。アメリカでは、アレルギーを伝えると店長さんが直接確認しにくることも多いです。それくらい大事な事と認識されているので、きちんと英語で伝えましょう。

アレルギーであることを伝える英語

アレルギーは、英語ではアラジーまたはアレジーと発音します。カタカナ発音じゃダメなやつです。「アレルギー」は日本以外では通じませんでした。

私は○○アレルギーです。
I have a(n) ○○ allergy. /アイブア(ン)○○アレジー

I am allergic to ○○. /アムアレジックトゥー○○

彼は○○アレルギーです。
He has a(n) ○○ allergy. /ヒズア(ン)○○アレジー
He is allergic to ○○. /ヒズアレジックトゥー○○
彼女は○○アレルギーです。
She has a(n) ○○ allergy. /シズア(ン)○○アレジー
She is allergic to ○○. /シズアレジックトゥー○○

 

○○は食べられません。
I(/he/she) cannot eat ○○. /アイ(/ヒー/シー)キャンノッイー○○

※I can’t eat./アイカントイーでもいいですが、I can eat./アイキャンイーと似てるんです。”ノット”を確実に伝えたいので、私はあえてノットを発音するようにしています。

この料理に○○は入っていますか?
Does it contain ○○? /ダズイッコンテーン○○?

 

この食べ物に○○は含まれていないですか?
Is this a(n) ○○ free? /イズディスア(ン)○○フリー?

 

○○が含まれないメニューはありますか?
Do you have any ○○ free dishes? /ドゥユハブエニ○○フリーディッシズ?

もしメニューを見て大丈夫そうと思っても、必ずアレルギーを伝えて確認しましょう。世界にはアレルギーだけでなく宗教的な理由などで中身を確認する人も沢山いますし、レストラン側も慣れていることが多いです。少なくとも私は、英語圏でアレルギーを伝えて嫌な顔をされたことはないです。

むしろ事前に確認せずに、食べてから問題が起こってはお店側にも迷惑が掛かります。

アレルギーの程度を聞かれた時の会話

アレルギーを伝えると、相手からアレルギーの程度を聞かれることがあります。

英語の人
英語の人

We handle ○○ in the same kitchen. Is it OK for you?

/ウィハンドーイッインナセイムキッン。イズイッオケーフォユー?

訳:(注文メニューに○○は入っていないけれども、)同じ調理場で○○を料理しているが、大丈夫ですか?

 

あなた

大丈夫なら⇒YES
ダメなら⇒NO


 

英語の人
英語の人

We cook it in the same oil. Is it problem? / ウィクッキインナセイムオイゥ。イズイップロブレン?

訳:同じ油で○○を調理しているが、問題がありますか?(揚げ物や炒め物など)

 

あなた

問題あり=同じ油での調理でもダメなら⇒YES
問題なし=同じ油での調理程度は大丈夫なら⇒NO

+質問、補足するなら、

あなた

私の料理を新しい油で作ってもらえませんか?

Is it possible to cook my dish with new oil?

/イズイッポシボートゥクッマイディッシュウィズニューオイゥ?

とか、

あなた

微量の○○でもアナフィラキシーショックを起こします。

Even a tiny amount of ○○ can trigger anaphylaxis.

/イーブナタイニーアマウンオブ○○キャントゥリガーアナフィラキシス

などと伝えます。

余談ですが、私はアレルギー持ちでも、アメリカ、カナダ、韓国、東南アジア、インドネシア、インド、アフリカ、南米…と世界のいろいろな場所を旅し、食事を楽しんできました。

自分の英語で説明すれば、相手も可能な限り対応してくれます。アレルギーなら外食するな、なんて言われたことないです。もちろん、相手も無理なことは無理なので、そんな時には、提供出来るものを一緒に考えてくれたことに感謝しましょう。

いろんな場所でいろいろ食べてみると、一見見えないけどこんなアレルギー食材が入ってる…!ということもありました。例えば、沖縄のじーまーみ豆腐はピーナッツで出来ている!みたいなことです。見た目や感覚ではなく、やはり原材料確認は必須です

聞きにくいと感じる方もいると思いますが、大事なことです。英語だけでも事前に確認しておけば、慌てずに自信をもって聞けます。

英語でアレルギーを説明したメモを持ち歩くのもオススメ

自分のアレルギーを説明する英語を覚えれば完璧!とは言え、いざという時に忘れてしまったり、発音が上手く伝わらないこともあるかもしれません。
そんな時にはやっぱり、事前に書いたメモがあると役に立ちます。

スマホにメモしてもいいのですが、相手が「奥で上長と確認したい」などと言って持っていきたがる場面もあり得ますよね。
オロオロしている間にスマホは手を離れ盗難が心配…なんて可能性も否定できません。

なので私は、アレルギー情報には紙のメモをオススメします。名刺のように、カードに見やすくまとめて何枚か持つと安心です。

アレルギーについて書くことは、英語以外の言語を使う国でも役立ちます。英語に加えて、相手の国の言葉でアレルギーを説明したメモを持っておきましょう。真剣さが伝わって好印象だし、よりミスが減ります。もし日本語に不慣れな方が、英語と日本語でアレルギー情報のメモをくれたら、口頭確認のみよりも安心感があると思いませんか?

相手とのやり取りや確認事項が紙に残っていると、もし問題が起こってしまった時でも証拠になります。

「分かったはずー」ではなくて、事前にしっかり確認する、これは本当に大事なことだと断言できます。特にアメリカでは、自分から聞かないと、誰も教えてくれません。不親切ではなく、そういう文化なのです。

例えば、
「小麦アレルギーです」と言ったら、小麦を使わない料理を頼めるでしょう。

「小麦アレルギーです。グルテンフリー(小麦なし)のパンはありますか?」と聞けば、小麦不使用の料理に加えて、付け合わせのパンをグルテンフリーパンに変えてくれます。

希望がある時には、出来るだけ具体的に伝えるようにしましょう。対応してくれたら、大げさなくらい感謝の気持ちを伝えるといいですよ!

アレルギーでも世界は楽しめる

アレルギー対応や、アレルギーを常に気にしなければならないのは、確かに大変です。

でも、小麦が食べられない、卵が食べられないという視点だからこそ出会う食べ物だってあります。英語が必要な、日本以外の環境ならなおさらです。

小麦も卵も牛乳もアレルギーで食べられなくても、グルテンフリーの美味しいパンやピザが普通にスーパーで買える国もあるんです。

自分のアレルギーを自分の英語で説明することへの不安を少しでも減らして、楽しい海外旅行、海外生活を楽しめますように!!

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